【共通】

・純粋な長文種目というより、長文をバテずに打ち切る能力が求められるモード(通し)が半分、短い固定文をスピード重視で一気に打ち抜く能力が求められるモード(条項別)が半分と考えた方が実態に近い(通しのみの制限プレイを行う場合は別)。
・語彙や言い回しが限定されていて独特であり、最適化を導入することによる効果が大きく、また単純に多く打つことによる慣れで記録が伸びる部分も大きい。
・それなりに記録を煮詰めるには、通しと条項別をそれぞれ少なくとも2〜3回は打つ必要があり、通しの長さとあいまって取っ付きは悪いが、一方で少しずつではあるが確実に総合ポイントが伸びるため、成長を実感しやすく独特の中毒性がある。
・1打目に打つキーを確認したらいったんESCを押してやり直すことで、初打までにかかる時間をほぼ皆無にできる。通しの場合でも、次の条項の文頭が、前の条項を打っている時点であらかじめ表示されている。つまり、いわゆる初速の類はまったく必要とされない。
・章別頻出単語
  1章:天皇(the Emperor)
  3章:国民、公務員、何人も(the people,public officials,no person)
  4章:国会、議員、衆議院、参議院、両議院(the Diet,members,the House of Representatives,the House of Councillors,both Houses)
  5章:内閣、内閣総理大臣、国務大臣(the Cabinet,the Prime Minister,the Ministers of State)
  6章:最高裁判所、下級裁判所、裁判官(the Supreme Court,inferior courts,judges)
  7章:財政、会計検査院(finances,the Board of Audit)
  8章:地方公共団体(the local public entities)
  11章:この憲法(this Constitution)

【憲法R】

・標準運指では右手の負担がかなり大きいという特徴があるが、最適化の導入である程度軽減可能。
  最適化の例(導入の手間対効果や使用頻度が特に高いと思われるもの)
   国民:cokumin(個人差や状況によってはkocu,cocuもあり)
   国会:koccai
   内閣:naicaku
   最高:saicou
   公共:coukyou
   天皇:texnnou
   議員の:giixnno
   ○分の●:buxnno
    →すべて「k,cの使い分け」もしくは「xnの使用」の2点に集約される。文章が固定という点も幸いして、憲法Rはこれらの最適化を導入するための練習ソフトとしてはとても有用。
・BestJO候補
  第7条-B「衆議院を解散すること。」
  第7条-F「栄典を授与すること。」
  第14条第2項「華族その他の貴族の制度は、これを認めない。」
  第27条第3項「児童は、これを酷使してはならない。」
  第29条第1項「財産権は、これを侵してはならない。」
  第64条第2項「弾劾に関する事項は、法律でこれを定める。」
  第65条「行政権は、内閣に属する。」
  第73条第2項「外交関係を処理すること。」
  第79条「審査に関する事項は、法律でこれを定める。」
・国語R-22500ポイント目安
・章別攻略メモ
  3章:序盤〜中盤は4章よりだいぶ打ちやすいが、34条以降から急激に難易度上昇、ここでいかに削られず持ちこたえるか。
  4章:中盤の「○十日以内」「○分の●」の連続が厳しい、終盤は3章とは逆に打ちやすく青を増やすチャンス。xnの使用率を上げることが重要、衆議院・参議院・両議院は慣れればネックにはならない。syuugiinのuuを右中で打つことで、最も使用頻度の高い右人の負担を軽減できる。

【憲法K】

・全体的に打ちやすく記録が伸びやすい。国語Kの漢字に近い打ち心地。
・打鍵数が少なく打鍵速度も遅くなるため、憲法3種目の中で一番疲れにくい。
・国語Kは280打でミスが99回まで許される(ミス率でいうと35.3%まで)が、憲法Kでは国語R・憲法Rなどと同じくミス率25%(国語Kのミス70回相当)オーバーで強制終了してしまうため、乱打気味の人は3章通しの終盤でミスオーバーになったりしないよう注意が必要。
・憲法Kのレベルやポイントの計算は、打鍵速度を憲法Rの打鍵速度に換算した値で決まる。国語Rと国語Kの換算比率はどのモードでも400:280(100:70)で固定されているが、憲法Rと憲法Kは章・条項によって比率が異なり、かつほとんどの章・条項において憲法Kの280打分の入力文字数は憲法Rの400打分の入力文字数より多い(大体420〜450打あたり、平均は430程度)。例えば500打/分の速度は国語KではXSだが、憲法KではXXとかZJくらいになることが多い。これも憲法Kの記録が伸びやすい理由として大きな割合を占める。
・全体の比率は22292:14486≒400:260(100:65)。国語Kの約0.928倍の速度で同等の総合ポイントとなる計算(例:国語K総合ZI=600KPM、憲法K総合ZI≒557KPM)。
・BestJO候補(ほぼ一択)
  第7条-I「儀式を行うこと。」
・国語K±0ポイント目安

【憲法E】

・打鍵数は憲法Rより多いものの、同一キーの連続打鍵が少ないこと、単語間にスペースが存在すること、左右の手の使用頻度が憲法Rほど偏っていないことなどから打ちやすさは憲法Rより上だと思われる。
・同一条項内のピリオドの後にはスペースがあるが、次の条項に切り替わるときのピリオドの後にはスペースがない。
・BestJO候補(ほぼ一択)
  Article7-(2)「Convocation of the Diet.」
・英単語-12500ポイント目安
・章別攻略メモ
  1章:4章と並ぶ憲法Eトップクラスの難関章。Article 2&5のほか、後半のcredentials,Ambassadors,Receivingなども厳しい。
  3章:長いだけで文章は割と癖がなく打ちやすい部類、House of Representatives(Councillors)が頻発する4章よりはKPMが伸びそう。
  4章:House of Representatives(Councillors)ゲー、これらをスムーズに打てる日は更新しやすいか。衆議院・参議院が上記のような長ったらしい言葉に置き換えられているため、RやKに比べて文字数がかなり多いことに注意。3章の長さを1としたときの4章の長さは、R:0.758、K:0.782、E:0.890。
  5章:序盤は打ちやすく、Article 69のnon-confidence resolutionから非常に厳しくなるが、終盤になるとまた楽になる。
  11章:左手中指ゲー、難所は多少の減速は甘受して詰まらず正確に打ち抜けるように。

【資料】

章別条項数・打鍵数
憲法Kの章別換算比率
タイプウェル憲法の説明(公式サイト)

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